こんにちは、OLYMPUS PEN使用歴8年の香織です。
今回は「私はアートフィルターをこう使う!」というお話をいくつかのアートフィルターの作例と一緒にご紹介します。
アートフィルターとは?
OLYMPUS PEN(オリンパスペン)には”アートフィルター”という機能が付いています。
写真を撮る際にこのアートフィルターを設定して撮ると、通常の写真に特殊な効果を加えることができます。
オリンパスが用意するいくつかのアートフィルターは、それぞれに強い個性を持っています。
その特徴を生かして、通常の写真ではできない表現ができます。
それぞれのアートフィルターの個性の強さに自分の表現を飲み込まれてしまいそうになりますが、そこを頑張って乗り越えたとき、アートフィルターは自分の個性となり、瞬間の感情をよりリアルに2次元上に表現することが可能となります。
カメラの大御所達の中には”加工は邪道!”と思っている人が多いかもしれません。
でもね、ライトルーム(現像ソフト)も加工だし、写真を撮る行為自体がすでに3次元風景のトリミング(切り取りという加工)だと思うんです。
ボケを作ったり、ホワイトバランスを変えたりもね。
では、作例をご紹介します。
デイドリーム
女性に人気のデイドリーム。
簡単にエアリーフォトが作成できます。

鎌倉の海、由比ヶ浜で撮影しました。
被写体は末娘。確か、4歳くらいの頃だと思います。
おとなしく一人で遊んでいるので、その後をずっと追いかけて撮影していました。
このまま成長せずに、ずっと可愛い天使のままでいてほしいな…という気持ちでいた頃の写真です。
ドラマチックトーン
私がアートフィルターの中で一番多く使うのがこのフィルターです。
被写体の形が際立ち、強烈なインパクトを与えます。
モノクロとカラーの2種類があります。
モノクロ1

下からのアングルで子供を大きく見せ、さらにドラマチックトーンの効果で被写体を際立たせました。
モノクロ2

このアートフィルターのモノクロは雲が際立つので、眠たい曇り空などが引き締まった絵になります。
ドラマチックトーンのカラー

オーストラリアで見つけた「ツキイゲ」という不思議な植物です。
ドラマチックトーンのこの濃い青が好きです。
リーニュクレール
このフィルターもうほとんど絵ですね。
使いこなすのがとても難しいフィルターです。

ガンレフというサイトの今月の佳作に選んで頂いた作品です。
アートフィルターを評価してもらえたことが、とても嬉しかったのを覚えています。
ジェントルセピア
私が撮るとこのアートフィルターはとても退屈な絵になってしまいます。なので、ライトルームでさらに加工することが多いです。

この写真はライトルームで明るくした後に周りを白く覆いました。

こちらは逆にコントラストを上げ、影の色を濃くしてツヤ感を出しました。
ポップアート
このアートフィルターも比較的多く使います。ライトルームで色彩を強める効果とはまた違った発色をします。

この写真ではポップアートのさらにキラキラモードを選択しました。

小さな植物をズームアップして下から撮影するとおとぎ話の様な世界観になります。そんな写真にポップアートがよく似合いますね。こちらの写真はポップアートのさらにファンタジックフォーカスをプラスしています。
番外編
もはやオリンパスのアートフィルターからは遠ざかってしまっているのがこちらの写真です。どのアートフィルターを使っているかわかりますか?

そうです、ポップアートです。
現像時に輪郭を目立たなくさせる調整をしているのと、多分影をかなり明るくしたのでしょうか、、、ライトルームの効果の方が大きくて、アートフィルターとして紹介して良いものか悩みました。
しかし、アートフィルターなしで撮影した同じ写真も現像してみたのですが、やはり発色が違うんですよ。
さらにこの写真はオールドレンズ〈捨ててしまったのでレンズ名不明〉を使っています。標準レンズでも撮影してみたのですが、やはり、このオールドレンズでしかこの味わいが出せなかったのです。
オートフィルター+オールドレンズ+ライトルームという、かなりこだわった一枚となり、気に入っています。(もしかしたら、私は本当は絵が描きたいのかもしれないな…)
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どうでしたか?10選。いろいろな撮影アイデアが浮かびましたでしょうか?
オリンパスペンのアートフィルター、是非楽しんでみてくださいね✨
マイファーストカメラはOLYMPUS PENがお勧め!
軽いので機動力抜群、いつもバッグにOLYMPUS PEN(^ ^)
どこでも持ってって沢山撮ってくださいね(^_−)−☆