お盆休みを利用して伊豆にある父の家へ遊びに行きました。
父は定年退職後、横浜から伊豆に移り住みました。数年前には結婚をして、夫婦2人、ゆっくりと暮らしています。
海が見渡せる家には小さな庭があり、少しの野菜や果実、お花も植えてあります。今回はそのお庭や家での出来事も少しお届けします。
新テッポウユリ

夏真っ盛り、気温は連日30度を超える中で元気に咲く百合があります。
父はテッポウユリと呼んでいますが、テッポウユリの開花はもう少し早いので、おそらくテッポウユリとタカサゴユリの交雑種、新テッポウユリではないかと思います。
タカサゴユリはこの時期に咲くユリですが、外側に赤い線が入ります。こちらの百合は線がとても薄いのでおそらく交雑種の新テッポウユリです。

新テッポウユリは種で簡単に繁殖し、しかも1年目に咲くので日本各地いろんなところで雑草化しているそうです。
真夏の日差しの中でも元気に背筋を伸ばし、少しうつむく姿が可憐です。
こんな風に丈夫な植物を庭に取り入れると手入れが楽です。真夏の花が少ない時期に元気に咲く新鉄砲百合、是非庭に取り入れたいです。
エリゲロン
私の庭でも沢山植えているエリゲロン、父の家でも旺盛に生育していました。こんな風に枝垂れさせるのも素敵です。

暑さの中でも元気に咲いているエリゲロンは、花の少ない夏の庭を盛り上げてくれます。
キキョウ

父の庭ではキキョウを植えています。今は少ししか咲いていませんが、先月、7月の中頃に訪れた際には満開でした。
周りを取り囲むようにふんだんに植えるととても見応えがあります。
キキョウは咲いている姿も美しいですが、この紙風船のようなツボミがまた可愛いです。

色は紫の花と白があり、ときどきは白と紫が混じったものも咲くことがあるそうです。

そんな美しい、日本の夏の風物詩「キキョウ」ですが、野生のキキョウは数が減っていて、絶滅危惧種種に指定されているという話があります。
日本に古くから自生する植物が消え外来植物に変わってゆく、自然は常に変化を続け、同じ瞬間が永遠に続くことはありません。
だからこそ私は今を大切に記録し、インターネットの片隅にそっと置いていきます。
紫陽花

紫陽花「ダンスパーティー」が植えてありました。今年は狂い咲きをしたとのことで、先日まで花が咲いていたそうです。(私の庭でも狂い咲きしていました)
少し枯れていますがそれもまたシックな色合いになって綺麗です。とても大きく咲いていて、私の庭のダンスパーティーの2倍くらいあります。
気になる剪定の方法を見てみ見ると、かなり短く切ったようです。大きくなりすぎたときにする強剪定と言われている剪定の仕方です。
通常、強剪定をした翌年は花が咲かないと言われていますが、このダンスパーティーはいくつかは花が咲いたようです。
そして、枝は切り口から生えています。いつ剪定するとこんな風に切り口から芽が出るのでしょうか。
花後の剪定を行わず、花芽が付いたあとの冬に剪定をする私の方法だと、いつも切り口の少し下から1-2本芽が出ます。
夜は餃子作りをしました
夜ご飯に庭で採った大葉をふんだんに入れた餃子をみんなで作りました。末娘は初めての餃子作りでしたが、こんなに芸術的な餃子ができました。

こちらは長女が焼いてくれた餃子です。なかなか上手ではありませんか(^-^)

餃子はみんなで作れるので一家団らん楽しいひとときが過ごせます。
花火を見ました
今回は自粛ムードの中、伊豆へきても良いものかと少し不安でしたが、伊豆は盛大な花火で私たちを歓迎してくれました。心の中にあった罪悪感から解放され、楽しむことができました。ありがとう伊豆。

きれいな朝焼け
旅立ちの朝、末娘と早起きをして朝日を見ました。水平線からは出ませんでしたが、雲から朝日が顔を覗かせ、とてもきれいなピンク色に焼けました。
また来れるといいな。
