災害時の電力としてのポータブル電源に関心が高まっています。今回は大容量1000Wも発売予定、太陽光パネルも使えるJVCのポータブル電源BNーRBシリーズについて疑問点をJVCのホームページやカスタマーサポートに問い合わせて調べてみました。
災害に備えてどういった使い方ができるのかをみていきたいと思います。
太陽光パネルが使える!
2020年7月下旬、JVC より待望のソーラーパネルが発売されました!災害時、貯めておいた電気を使い切ってしまっても、太陽光で発電して充電ができるので安心です。
使い方は簡単!ソーラーパネルに付いているコードをポータブル電源に挿すだけです。
また、このソーラーパネルにはUSB出力端子もついているので直接スマホの充電ができます。
畳んだ時の大きさ | 615㎜×540㎜×40㎜ |
広げた時の大きさ | 1,225㎜×540㎜×25㎜ |
重さ | 4.2Kg |
出力 | USBタイプC USBタイプA |
フル充電までの時間
BN−RB10−C | BN−RB6−C | BN−RB5−C | BN−RB3−C | |
フル充電 までの時間 | 約17時間 | 約12時間 | 約9.5時間 | 約6時間 |
ジャックリーのポータブル電源との違い
JVCから発売されているポータブル電源はアメリカのジャックリー社て製造、販売されているものにJVCのロゴを付けて販売しています。
違いは容量とデザインです。それ以外の性能は同じですが、保証や問い合わせなどのサービスはJVCのサポートが受けられます。外国企業のサポートが心配な方には安心ですね。
主な仕様
BN−RB | 10−C | 6−C | 5−C | 3−C | |
容量 | 1,002wh | 626wh | 518wh | 311wh | |
重量 | 10.9kg | 6.4kg | 6.4kg | 3.6kg | |
充電時間 (AC電源) | 約7.5時間 | 約9時間 | 約8時間 | 約9時間 | |
充電時間 (シガー電源) | 約14.5時間 | 約18時間 | 約16時間 | 約9時間 | |
AC出力 | 1,000W | 500W | 500W | 200W |
自然放電について
自然放電するので半年に1回を目安に充電する必要があります。
その際は、100%まで充電せずに60%〜80%の間まで充電します。これは、バッテリーの持ちを良くするためです。
台風などの予測できる災害のときだけ100%まで充電する、という方法が良いでしょう。
※充電は半年で20%くらい減り、1年間充電をしなかった場合には、空になり使用できなくなる可能性があります。
バッテリーの寿命
寿命の目安は充放電の繰り返し500回程度です。
バッテリーがダメになった場合、バッテリーだけの交換はできません。
本体ごと修理に出して本体を交換することになります。
出力波形は純正弦波
出力波形は純正弦波です。家庭用コンセントと同じ波形なので、家庭用コンセントで使える電化製品が使えることになります。
正弦波以外のポータブル電源だと、使用できない電化製品があります。
また、純正弦波なので電圧がガクッと下がることはありません、電圧の変化に敏感なパソコンとの接続も安心です。
充電しながら使える?
充電しながらの使用もできますが、バッテリーに負担がかかりバッテリーの寿命が短くなります。
50Hzは使えない
サイクルは60Hzです。50Hzの電化製品には使えません。「60Hz」または「50Hz/60Hz」と記載されている電化製品での使用ができます。
過充電になる!?
100%のまま気づかずにいると過充電になるのでしょうか?
過充電にはなることはありませんが、充電が少し減りまた100%に充電されるということが繰り返され、そのことがバッテリー負担をかけるので100%に気づいたらコンセントを抜いた方がいいです。
しかし、数時間気づかなかった程度であれば心配はないとのことです。
どこで購入できる?
待望のソーラーパネルと1,000wタイプのポータブル電源が2020年7月下旬発売されました!その他のポータブル電源は家電量販店で購入できるほか、ネットで購入できます!ネットでの購入はこちらから