- デパケン 200mg/1日
- エビリファイ 2mg/1日
- モサプリド 10mg/1日
- 液体エビリファイ 頓服 (多い時は2つ飲む。飲まない日もある)
薬の副作用
気分循環性障害の治療のため薬の服用を始めてから5週間が経った。吐き気はなくなり、眠気もだいぶ治まった。副作用の不便を感じずに暮らしている。
食欲も落ち着いており、体重はマイナス1kgのままを維持している。チョコレートなど、甘いものが無性に食べたくなることがなくなったことが、体重減少につながったのかもしれない。
精神状態は不安定だが、置かれている状況から考えると感情の波は穏やかだ。
ときどきイライラするのが不快に感じる。先生は元気になった証拠だというけれど、私は少し心配だ。いつでも穏やかでいたい。
薬の効果
彼との関係が「保留状態」というはっきりとしない状況の中、常軌を逸せずにいられるのは薬の効果に間違いない。
私はこのグレーな状態がとても苦手だ。苦手という生優しいものではなく、もっと…恐怖と言ったら足りるだろうか。本当に嫌なのだ。
いつもならこの状態に耐えることができず、その状態を根本から捨てる。例えば今回の場合には別れを選ぶだろう。
しかし、今回は薬が効いているためそんなに苦しくはならなずにいる。答え自体を待っていないし、期待もない。ただ運命を待ち、それに従うのみだ。
依存しないということ
これは、おそらく彼への執着を手放せている状態ではないかと思う。執着とは依存と言い変えてもいい。
私は今まで彼に依存をしすぎていた。幸せは彼との未来にあると信じて疑わなかった。
けれど、それが全くの間違いであったことに気づいた。私が幸せになることと、彼とは全く関係がない。
彼といるときに感じた幸せは、そもそも私の中にあるもので、私が勝手に感じていたものだ。幸せは私の心の中にある。
そのことに気づけたのも全て薬のおかげだ。
正常な精神状態でいれるからこそ、こう言った考えができるし、それを心で感じるトレーニングをすることもできる。
しかし、彼への依存がそのまま薬に変わっただけかもしれない…とも思う。
今できることは、ひたすら自分の中に特別感を取り戻すイメージワークを繰り返すことだ。
本の作成
私は最近、彼への執着を断ち切るための儀式をした。人は何かと別れるためには「儀式」が必要だと聞いたことがある。
何をしたかというと、彼と出会ってからときどき書いていた詩を本にしたのだ。趣味で撮っている写真と一緒に組み合わせたもので、フォトプレッソというサイトで作成、販売した。
出来上がった本を手に取ることができたとき、彼への依存は私の心から切り離され、ただの物語に変わるのではないかと思っている。本の到着が待ち遠しい。

続きはこちら⬇︎