今回は9月に開花した2種類の花をご紹介します。ニラの花と彼岸花です。
ニラの花
ニラが咲き始めました。ニラは、野菜のニラのことです。花がとてもきれいなので花を鑑賞するために植えています。

ニラは私が知る中で最強の植物です。捨てようと引っこ抜いて、捨てる暇がなくコンクリートの上に放っておいていたことがあったのですが、2-3週間後も元気に生きていました。
現に、この庭で最も過酷なこの場所で、元気に生き残っています。この場所は盛り土をしてブロックで囲んでいるので水持ちが悪くとても乾燥します。丈夫な秋明菊でさえ、この夏、枯れてしまいました。
もしも、土が悪くて何も育たない場所があったらニラを育ててみてください。きれいに咲くかもしれません。花がない時期は細長い葉が草原のような雰囲気です。
ニラは蝶が好む花のようで、この日は沢山の蝶が集まってきていました。

ガーデンには美しい草や花も大事ですが、蝶もなくてはならない存在ですどんなに美しく植栽されたガーデンでも、この蝶の舞いがないと少し寂しい感じです。
もしも、環境が許すなら無農薬にして蝶を呼び寄せてみてください。
しかし、都会の住宅街の場合には難しいかもしれません。
虫との共生よりもご近所様との共生の方が大事ですから。その場合には農薬が必要な場面も出てくると思います。そんなときは、無理をせず農薬を使って良いと思います。
都会の庭で少しくらい農薬が使われたとしても、虫たちは公園や郊外で沢山生き残りますから、大丈夫です。
大切なのは、人も植物も無理をせず、楽しく自然と触れ合えることです。
彼岸花
(c)Kaori.N – 画像素材 PIXTA –
こちらは暖色系の花を集めている夕陽の花壇に咲いた彼岸花。この彼岸花はこの庭の前のオーナーが植えていたものです。

こんな風に生き残る植物は、環境に合っている植物です。大切にしたいので、球根を掘り起こして別の場所に植え替えました。

こちらのツボミは落ち葉を突き抜けて伸びてきました。この花壇の根本には抜いた雑草や剪定した葉を敷き詰めているからです。これは、雑草を抑えるためにしています。
かなり分厚くしいているのでだいぶ雑草が抑えられています。枯れ葉の隙間から少しは生えてくるのですが、抜くのは簡単です。
虫食いルドベキア

この花壇にはルドベキアも植えているのですが、ルドベキアはこの花壇と相性が悪いようです。植えると必ず虫に食べられてしまいます。少し前まで植えてあったルドベキアトリロバタカオもこんなふうに虫食いだらけでした。
どうやらこの場所でルドベキアを育てるのは諦めたほうが良さそうです。
倒れて伸びるチョコレートコスモス
この花壇ではうまく育たない植物がもう一つ、あります。
こちらのチョコレートコスモスです。最初の年はきれいに咲いたのですが、年々茎が倒れてきて今ではこんな状態になりました。
茎がぐるっと巻くようにして倒れ、ほぼ枯れています。こんなときは思い切って捨てることにします。
でも、夏の初めに挿し芽で苗を作って植えてあります。新しい株はまっすぐ生えているので来年が楽しみです。

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