こちらは低木を集めた低木ガーデン。紫陽花を中心にナンテンやブルーベリーなどを植えています。その中にインパクトを作るため、葉に存在感のあるツワブキを植えています。今回は、そのツワブキのおススメポイントをご紹介します。

花の少ない時期に咲く
この花の良いところは、花がなくなった晩秋の庭に彩りを添えてくれること。そして、菊のような形の黄色い花は紅葉とも良く合い、秋の風情を壊しません。

手入れが簡単
手入れは夏に枯れ込んだ葉を切ったくらいで、横浜の気候では、水やりや肥料などなくても元気に育っています。
本当はレディスマントルやヒューケラを植えたかったのですが、横浜の蒸し暑い気候のせいか乾燥か日当たりが良すぎるのか、何度挑戦しても消えてなくなってしまいました。それらの代わりの植物として探し当てたのがこのツワブキです。
この庭のツワブキは勝手に生えてきたものです。勝手に生えてくるということはこの庭に合っているということ。レディスマントルやヒューケラも素敵ですが、ご縁のある花を大切にする心が大切であると、自然は教えてくれます。
生育環境が幅広い
生育環境は日向から日陰まで幅広いのが嬉しです。葉を美しく保つのであれば半日影が適しているそう、確かに、午前中直射日光があたるこの庭では、夏に葉が枯れ込んでしまいました。
日陰向きなので、葉の組み合わせで見せるシェードガーデンに使うと良いかもしれません。
種類が豊富
ツワブキは黄色い花のほか、白やオレンジがあったり、葉に斑が入るものもあります。その斑の入り方の種類が豊富なので見ていてとても楽しいです。
楽天市場で見てみると楽しいです。
ところで、この庭のツワブキは黄色い点が入ります。きっとこの庭の前のオーナーが植えていたのでしょう。
食べられる
私はまだ食べたことがないのですが、ツワブキは食べられるそうです。ネットでレシピを調べてみると、色んな調理方法が出てきます。ツワブキの旬は3月4月とのことですので、来年の春にはぜひ食べてみたいです。
他の植物の良い引き立て役になる
ツワブキの大きな葉は、花の庭では良い引き立て役になり、葉を集めたリーフガーデンでは他の葉と美しい対比を作ります。

アナベルとコンボルブルスが咲く夏の庭では花の引き立て役になります。

グリーン一色になる初秋の庭では他の葉と美しい対比を作ります。
ツワブキは育てやすい植物です。それはツワブキが日本原産の植物だから。その土地にあった植物を選べばガーデニングはグッと楽に楽しいものになります。
日本原産の植物、見直したいですね。
そんなメッセージを伝えてくれているのがガーデナー、ポールスミザーさんの本です。ここにご紹介しておきます。お庭作りをする方には是非読んで欲しい一冊です。
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